ef - the first tale.（minori）

グラフィック、オープニングのクオリティがプレイした中でダントツ！

いきなりですが、まずOP、、、アニメーション、曲、ともに最高峰です。
「悠久の翼」は曲調やアニメーションのつくり方など、まさしく私の好みです！

そしてこの作品で一番尊敬している点はグラフィックです。
絵が好みかと聞かれると、「大好き！」というほどキャラクターデザインが好きなわけではないんですが、この作品、目パチや口パクの機能がついているわけです！
それ自体は珍しいことではないんですが、、何が凄いかと言うとこの作品は「背景 + 立ち絵」を使用する回数よりCGの方が多いんです！そしてその全てに目パチ口パクをつけているわけです！
口パクも適当ではなく、きちんと音声に合わせて動きます。
プレイして思ったのは、おそらく最もアニメに近いアドベンチャーゲームではないかと、。
それくらい普通のゲームより、グラフィックに力を入れています。

シナリオ構成も素晴らしいです。
というのは latter tale を含めての評価ですが、、。

ef　の中心人物は火村夕 と雨宮優子の二人です。
そして本作は二人の再開した場面から始まります。

教会で再会。そこで語られる雨宮優子のかつて出会った物語。
first tale ではそのお話が作品のメインとなります。
攻略するヒロインを選ぶといったゲームではなく、同じ時代を過ごす複数の主人公の視点を経由し、それぞれの主人公に対してヒロインが固定されて、その子と結ばれる選択肢を選ぶ感じです。
first tale　は雨宮優子の関わった「広野 紘」、「堤 京介」の二人が主人公で、学園恋愛アドベンチャーと言っても問題ないような作品となっています。
ストーリーは突出しているようなものはとくにないように感じました。
ですのでこの作品だけだとやはり物足りなさを覚えてしまうかもしれません。
しかし first tale だけでは未完なので、この作品をプレイした方は latter taleも是非やりましょう！
この作品単体の評価はそんなに高くはないです。
ですがもし ef  という二つを合わせた作品に興味があるならば是非プレイして欲しい作品です。

ランクB+