2012年7月10日火曜日

いろとりどりのセカイ(FAVORITE)

2011年の人気ゲーム



この作品は独特の世界観や、キャラクターなど、少し癖の強いゲームだと思います。
、、さて、それではさっそく思ったことを書き綴っていきたいと思います。


まずシナリオ。
正直に思ったのが、ヒロインに対してボリューム差がありすぎるのではないかと^^;
比較的シナリオの短いつかさや鏡には、物足りなさを覚えました。また共通シナリオでも、少しあっさりしすぎな感じが。。
シナリオライターさんを凄いと思えたのは、物語の要点をしっかりと押さえていることです。ですがそれ故、共通シナリオの日常シーンなども、あまりにも無駄がなくテンポが良すぎてしまい逆に私には違和感が残ってしまいました。とは言っても笑えるシーンなども必要最低限に入れているのが、上手いなと思いました。
世界観や物語の構成は素晴らしいと思いました。なかなかに入り込めるものとなっています。
しかしああいった、「とんでも設定」的な作りが苦手な人には向かないゲームかもしれません。
私は大丈夫でした。
ちなみに個別ルートのお話ですが、伏線回収的な面白さなら真紅ルートが楽しいと思います。
ですが私は個人的に加奈ルートが好きでした。


キャラクターは、楽しいキャラがたくさんで気持ち良いと思います!
腹黒く、人間臭いキャラクターではなく、純粋で良い子なヒロイン達なのでそういうキャラクターを求めている人たちにピッタリだと思います。鏡には癒されました。笑
キャラかぶりもなく素敵なヒロイン達ばかりだと思います。
そして、キャラクターとして異常に私のツボだったのが鈴さんです!なんだかうまく言い表せませんが、、大好きですっ!!!^^

音楽に関してなんですが、「紅い瞳に映るセカイ」というBGMが、個人的には困難を乗り越えた時の感動的な曲!という雰囲気の曲だと思うのですが。。普通に日記を書くシーンなどで使われてました。。笑
、、、やっぱり真紅の曲なのでしょうか?
ちなみに大好きな曲です!

絵柄は少しロリっぽく、目が大きい感じですが、星空のメモリアが大丈夫だった人ならいけると思います。
SDイラストが私的に大好きでした!

長く書かせて頂きましたが、素直にこの作品に対して思ったことを書きます。
萌えゲーアワードで三位だったり、評価も比較的高くされているこの作品ですが、そのことでハードルが上がったこともあり、思ったほど私を楽しませてはくれませんでした。
と言うのも、全体的なシナリオ量だったり、感情の描写などだったり、自分のニーズを満たしてはくれませんでした。
しかし、決してつまらない作品ではなく、むしろ十分楽しめる作品だと私は感じました。
世界観やキャラ達は非常に楽しませてくれました。
ただ周りの評価が少し高すぎる気もしました。

最後に、このゲームの特筆すべき点はやはりシステムだと思います。かなりやりやすいです。
私はキーボードを使うので十字キー、その他キーボードの対応はかなり使いやすかったです。
また、グラフィックのズーム機能、一度ルート終了した後に、個別ルートをすぐ再プレイできるなど、使い勝手が良いシステムでした。

いろいろな面でスペックが平均的に高いこのゲーム、機会があればやってみてください。

ランクA-!

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