何故か泣きゲーという説もあるこのゲーム。
プレイしないワケにはいきません!
どうやら「泣き」と言われる理由は桜ルートにあるようです。
、、、ともかく、さっそくこの作品について書かせていただきたいと思います。
まずシナリオなんですが、なかなかに楽しいです。聖杯戦争という舞台設定に、魔法使いである主人公達マスターや英霊であるサーヴァントなどのキャラクター設定、一つのルートだけでは全容を知ることのできない物語構成、かなり上手いと思いました。造りこみすぎた世界観故に矛盾があったりもするかもしれません。
しかし戦闘シーンの描写と演出は私がプレイしてきたノベルゲームの中では一番雰囲気が出ていたように感じました。 、、、とはいっても、私はあまり激しい戦闘シーンのあるゲームをしませんのでひょっとしたら大したことないのかもです。笑
なんにせよ、雰囲気の描写や戦闘シーンなど、最後まで書ききったシナリオライターさんを素直に尊敬ですm(_ _)m
そして、やはりプレイヤーがのめりこんでしまうのはサーヴァントという設定だと思います。
シナリオを通して、少しずつ明らかになっていく宝具や真名、そしてその詳細を説明してくれるステータス画面など、プレイヤーの興味を引く要素がたくさんありそういった点も楽しめる要因となっていると思います。
またRPG等好きな人は、何処かで聞いたことのある武器の名前や、その武器の神話上や歴史上の持ち主などを知ることができ、そういうのもやはり人気の理由かなと思います。
ただ、主人公がちょっと、、、。
あまりにも気持ちを理解することが難しすぎて、逆に冷めたりすることも多々ありました。
また感情的になりすぎる点もあまり好ましくなく、少し「えっ。」と思いながらプレイしました。
、、、、ちょっとしたことで顔が赤くなりすぎでは?
OPのアニメーションはクオリティが高く、Vocalの声も高く(笑)、素敵でした。
あと、この作品のスキップ機能は大好きです!
全体的に思ったことを述べます。
桜ルートもそうなんですが、確かに少しグッとくるようなシーンも見受けられましたが、やはり泣きを楽しむのではなくバトルやその世界観を主に楽しむゲームだと思います。実際私は泣きませんでした。
感情を丁寧に丁寧に描いた作品や、純愛や、甘い展開等を望む人には合わないかもしれません。
ですが、この作品は「熱いバトル」、「独特の世界観」、「正義と悪についての哲学(?)」などに興味がある方、大好きな方は、かなりそのニーズを満たしてくれることと思います。
バトルものとしては楽しめましたので、、、
ランクA
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