タイトルがタイトルなんで、なかなか手を出せずにいましたが、
プレイしてみて分かったのは思っていたものとは違うということです。
ある分譲マンションの五階に主人公桜木浩二は父親と二人で暮らしています。
その五階の住人達は「みんな家族」という意識をもった人たちで、
桜木家、藤枝家、秋月家の三つがまるで一つの家族のように生活しています。
藤枝家は母涼子と娘小雪の二人家族、
秋月家は官能小説家の大学生かおりさんが一人暮らししています。
そして主人公の父親は職業不明、女たらしのナイスガイという設定です。
…物語開始時点から主人公は心から大好きな人がいます。
自分を実の息子のように接して愛してくれた、母親的存在である涼子さんです。
突然あらわれて、主人公をフィアンセと言い張るクリス(後に秋月家に居候)、
主人公を昔は奴隷のように扱っていた瑠璃(後に藤枝家に居候)、の二人が物語途中で登場し、
クセのある住人達と共にホームコメディ調の恋愛劇が展開されていきます。
「世界で一番NGな恋」でもそうでしたが、シナリオライターである丸戸氏に、
めぞん一刻という作品が大きな影響を与えていることが伺えます。
ままらぶはイメージ的には、五代君が学生で、
響子さんが大家ではなく子持ちのご近所さんって感じです。
かおりさんは、ほぼ下着姿で歩き回るなど、
めぞん一刻の朱美さんとの共通点が多いです。
…知らない人は分かりにくくてすいません。
シナリオはシリアスシーンはほとんどなく、軽い気持ちで読み進めていくことができます。
テンポよく読みやすくはあるのですが、真面目なシーンでもボケたりするので、
コメディ重視な作風であることを理解した上でプレイする必要があります。
コメディ的要素が強い作品であることは、
シナリオのみならず演出からも伺えます。
画面表示はブラウン管のTVをイメージしたウィンドウですし、
会話中のボケやつっこみに対して「観客が笑っている音声」が入っています。
笑ってる音声は、設定で on/off できるので、気になる方でも大丈夫です。
とにかく演出面でも凄くこだわりを感じます。
前提として疑似家族を形成した上での恋愛なので、あるキャラクターのルートに入っても、
家族として他のキャラクターとの会話も結構あって、個人的にはそういうの好きです♪
お気に入りのキャラはポスト妹の小雪と、ポスト姉のかおりさんです。
かおりさんは意外な乙女心が可愛らしかったです。
一色ヒカルさんの演技も素晴らしかったですし…(*^ω^*)
なおキャラの攻略順ですが、
ラストはメインヒロイン涼子さんで、その前に小雪を攻略することを強くおすすめします。
それ以外(かおり、クリス、瑠璃)に関しては、好きな順番で大丈夫でしょう。
誰かのルートに入ったからといってネタバレしたりとかは全くないです。
OPソング「わがまま LOVE ME DO!」
はRitaさんが歌っており、この作品の雰囲気にあった良い曲だと思います。
…えーっと、結局のところなんですが、
丸戸さんの描くギャグシーンが好きな人におすすめです。笑
個人的に一番笑ったところは、某ハンバーガーチェーン店のピエロが、
英語で「表へ出ろ!」というところです!
ランクB+
こんにちは、すぴかです。
返信削除丸戸さんがシナリオ書いてるとは知りませんでした。
タイトルだけ見ると丸戸さんだとは思えなかったので(笑)
めぞん一刻好きな僕としては気になる作品です(^^)
こんにちは、すぴかさん(^^)
削除私も丸戸さんの作品で一番手をつけにくかったです。笑
めぞん一刻いいですよね♪
約束でめっちゃ泣きました(>_<)